不祥事防止ロールプレイ研修会  

9月6日(木) 15時50分〜16時20分 


不祥事防止のための教職員研修 −体罰事案(ロールプレイ)−

◆事例◆

(シーン1)教諭Aは,全校朝会の服装指導で,生徒Bの服装を注意したところ, 生意気な言葉を言ったので,「なにを言うとるんや。」と右手で生徒Bの耳付近を小突いた。 その後,生徒Bは教諭Aの指導に従い,その場は終わった。教諭Aは, 右手の指先が生徒の耳に触れた程度で,殴ったという感覚はまったく無かった。

(シーン2)次の日,保護者Dから「教諭Aに殴られて鼓膜が破れた。診断書もとってある。 慰謝料をよこせ。」と校長Cに電話があった。

(シーン3)その日の放課後に校長C,教諭Aで生徒の家に行き,保護者D・生徒Bと話をした。


◇手順◇

@(シーン1)及び(シーン2)を不祥事防止委員会のメンバーが演じるので,観察する。

A各学年会が1グループとなり,(シーン3)の役割分担を決める。 (残りの方は観察者)
 役割:教諭A・生徒B・校長C・保護者D

B場面設定をしっかり想定して,それぞれの役になりきる。

Cロールプレイ(シーン3)の実施

Dロールプレイが終わったら,班で司会者1名,記録1名を決めて, 観察者は演技者を見て,どんな気持ちだったか,演技者は,演技している時どんな気持ちであったか, 自分が教諭Aだったらどうしていたかを話し合う。

E全体の場で,学年会ごとに発表する。


教職員研修 記録表  (  )学年会
       司会(        )記録(        )

1 観察者は演技者を見て,どんな気持ちだったか。


2 演技者は演技している時,どんな気持ちであったか。


3 自分が教諭Aだったらどうしていたか。



(シーン1)の様子(左)  (シーン2)の様子(右)



(シーン3)の様子1(左)  (シーン3)の様子2(右)



ロールプレイ後の協議の様子


1 観察者は演技者を見て,どんな気持ちだったか?
学校(加害者)側は,「まず事実確認してから」と冷静な対応をするが, 保護者(被害者)側は,「すぐにでも来て欲しい。」と言う。立場によって最初に出る言葉が違うことが分かった。
2 演技者は演技している時,どんな気持ちだったか?
(教諭Aの役)治療費や慰謝料の話がメインとなった。払えばすむとしても,お金の話になったら大変だなと感じた。
(生徒Bの役)本当は,自分が悪かった。直せば良かったと思った。
(校長Cの役)お金の話になって困った。生徒の指導の話に戻れなくなる。
(保護者Dの役)非があると思いつつも,被害者の立場は強気で言える。
3 自分が教諭Aだったらどうしていたか?
暴力・体罰は許されない。やってしまったら謝るしかない。
◇「さわっただけ」と言っても,生徒が「体罰だ」と言えば,体罰になってしまう。校長としてもかばえなくなる。

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